前々回の記事で、春夏秋冬理論を取り上げました。今年2017年は真の問題に立ち向かう冬3年目であり、正に問題に直面するそんな1年を送っています。
今回の記事では、何故春夏秋冬理論を活用しようと思ったのかという理由をみていきましょう。
僕の目標とする方”本田晃一さん”の師匠でもある日本一の大投資家故”竹田和平”さんが、経済の見通しの見解を述べられているときに、過去の経済のサイクルについて触れられていました。
そのサイクルの内容について過去にどこかで聞いた覚えがあります。
うろ覚えではありますが、過去に読んだ”神田昌典”さん著「2022―これから10年、活躍できる人の条件」に、経済サイクルを元にした人生の周期について触れられていたことを記憶しています。
2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)
読んだ当初は、そういった考え方もあるのか~程度にしか思っていませんでしたので、内容もほぼ綺麗さっぱり忘れてしまっています。
ただちょうど今このときが、これからの人生の設計をどうしたものかと模索しているタイミングなので、何かのきっかけになればと思い、”神田昌典”さんとアストロロジャーの”來夢 “さんが開発された人生の流れに乗る春夏秋冬理論を詳しく知ろうと思い、以下の本を読んでみることにしました。
「運」をつかむ法則!―春夏秋冬サイクルでわかる運の乗り方・活かし方
またこれまで色んな書籍や記事などを読み、僕自信の強みと弱みや持って生まれた資質、それらをどう生かしたいんだろうと常々考えてきました。
色々試してみましたが、完璧にその通りだと心の底から納得出来るものではなかったので、まぁ…そういう捉え方もあるよねという程度のものに思っていました。
例えば、
ストレングスファインダーでは、共感性や創造性が上位の資質として表れていました。
他にも職場でV-CATというメンタルヘルスと持ち味を測る試験を受けました。
試験の内容としては隣合う数値の和をひたすら計算するもの、10問近くの質問に答えるものと2つのテーマから構成されています。そこでは受験者がこう見せたい!といった作為が反映されにくいため、試験結果が偽りの無い自分と受け止めることができます。
たまたまコンディションが最高のときに受けて、感受性や創造性が高く、対人力やバイタリティー、ストレス耐性、積極性が低い結果となりました。ごまかしは効かない上に、人見知りで緊張感が強く、繊細なところまで見抜かれているから驚きです。
確かにそういった側面はあるので、多少は参考にしようと思いました。ですが全面的に活用しようと思わなかったのは、創造性の項目だけは全く心当たりがなかったからです。
幼い頃から手先が不器用で、絵も下手で、音感もなく、作文は苦手意識があり、何かを創造した経験がありません。何をもって創造性の資質があると判断しているのか皆目見当がつきません。
次に書く春夏秋冬理論の季節判定、これもまた上記と類似の結果となりました。ここまで重なると、いまは分からないけど自分には創造性が備わっている、そういうことにして素直に受け止めることにしました。
春夏秋冬理論によると生まれの季節は秋。秋生まれの特徴は次の通りです。※シーズンズHPでも判定できます。
反応展開型:反応能力が高く、インスピレーション(霊感)や気持ちを重視する。感覚的で直観的で、鋭く、感情が豊か。面倒見が良く、優しい。争いを嫌い、ムードに流されやすく、自由で開放的。他者とのかかわりにおいて、寛大で思いやりがあり、共感・共鳴・共振を求める。
他にも、
自分にとって気持ちの良いことや、自分のスタイルというのを明確に持っている。「個」が確立していて、何かの目標に対して邁進するとか、政治的に根回しするとか、気を遣うといったことにまったく興味がなく、権威とか、世間からどう見られているかといったことにも関心を持たない。でも、感じ取る能力や反応する力が強く、他者に対して共感、共鳴、共振が湧いてくることが、豊かな表現の根源となる。
不思議なことにこの結果を見て、“許された”、“背中を押してくれた”と感じました。
これまでずっと、これらの資質を出さないよう抑え込み、欠点=資質にないものを何とか標準まで伸ばそうともがいてきました。ですがここ最近は、苦手な分野を何とか執着せずに諦められないかと色々模索しています。
自分が特に苦手と感じる分野がそのまま秋生まれの苦手な資質と記載されているので、なんだ~生まれ持った資質によるものだから無理に追いかけなくてもいいんだと気持ちが楽になりました。
もちろん目標達成に向けて細かく管理していくことや対人能力や政治力等あるにこしたことはありません。ですが自分の資質を念頭に置かず、気持ちを押し殺してまで無理に伸ばそうとしても上手くいくのでしょうか。
これまでのやり方が順風満帆であれば別にそのままで良いと思います。だけど不安感をベースに何とかしなくてはと常々息苦しさを感じながら、苦手で嫌だと感じることをし続けてきました。
それでもちっとも改善されるような兆しもなく、このままでは上手くいかないと薄々感づいてはいました。何故ならも欠点を補った先に何を得たいのかについて全く考えていなかったからです。
そう、これまでは高揚感なんかちっとも求めていませんでした。
それよりも何をすれば自分の気持ちが乗るかを試し、その時間を増やすように努める方が、より自分らしく生きられるのではないかと思います。
2016年の年末頃から、ブログを初めとした今までやってこなかったが、気になっていたものに取り組むようにしました。そうすると徐々にではありますが、これまでとは違った道が開けてきています。
だから結果を真摯に結果を受け止めて、もっと自身の反応に素直に従うこと。自身の感覚に身を委ねてみることで、自分にあった日常が更に開けてくると背中を押されたように感じたのかもしれません。
今まで封印してきた自分の気持ちにもっと素直に、赴くままにやってもいい。春夏秋冬理論は、このように自分に許可を出すきっかけとなりました。
判定結果により、受けようか迷っていたものを受ける決心がつきました。次の記事ではそれについて取り上げてみます。
最後までお読みいただきありがとうございました。おしまい。