思いやりの”一言”が、劣等感の底なし沼から僕を引き上げてくれた物語:犬飼ターボ センターピース 7

犬飼ターボさんのセンターピースの前回の講座”自己肯定感”の直前1週間に、2つの劣等感に立て続けに襲われたと過去の記事で説明しました。

 

僕は意中の人から選ばれない男だ

僕だけが劣っている

 

マイナスのセルフイメージが今も尚繰り返し証明され続けている人生に、参ってしまったのです。

 

タバコは復活するわ、毎日お酒を飲むようになるわ、まるで生命活力の火がポッと消え失せてしまったようで、グデっと倒れ込んでいたような感覚です。

 

「結局こうなる運命の人生なんだ。どれだけ足掻いてもこれからも繰り返し続けるんだ。もうどうでもいいや。」

 

ドロドロの劣等感の沼にズズズズズ!!と引きずり込まれ、あるはずの光や色が消えて無くなりました。

 

そんな僕が、一体どうやって劣等感の沼が抜け出せたのでしょうか?

 

今回の記事は、氷山のようにガチガチに固められた自己否定感を溶かす物語

 

 

まず僕は、無気力状態のまま、講座に出るしかありませんでした。当然内容はあまり頭に入って来ません。

 

自己否定感という檻に捕らわれている状態です。どれだけ自分を肯定しようと試みても、そよ風がサーッと吹けばガラガラガラッ!と崩れ落ちそうな、脆い土台である自分に肯定感を感じて固めようとも無意味なのです。

 

元がどうしようもないのですから。

 

それでも、それでも尚僕はすがりました。拗ねていじけていたけれど、僅かに残っていた前向きな気持ちにかけて。僅かに動く手で、従来とは違う延長線上にある未来を手繰り寄せるために、

 

そのためにセンターピースを受けているのです。

 

セルフイメージの書き換えというワークの中で、「僕は選ばれない」というセルフイメージを選びました。書き換えるイメージのアイデアをグループの方々にすがるつもりで。

 

他力でも何でもいい。この沼から抜け出すには。1人では、もう、身動きを取れないから。

 

しかし時間の都合もあり、ワークでは書き換えられた!という実感は得られませんでした。

 

 

そして懇親会の準備へと移ります。

 

「やっぱりどうにもならなかったな。」まだ頭がぼーっとする中で、準備をえっさ、ほいさと取り組んでいると、

 

 

 

声をかけられました。

 

 

 

「リータ(※CPでの僕の名前)は選ばれないと言っていたけれど、ワンデイの時から一番だと思っているよ。」

 

 

 

キラキラ光り輝く一筋の粒が、ドロドロの沼を清らかな池に変える。また、劣等感に苛まれる僕に、沼から引き上げるべく暖かな救いの手が差し伸べられたようでした。

 

 

この一言で、僕の心は何故変わったと思いますか?僕のことを正しく理解しているからでしょうか?僕のことをNo.1に選んでくれたからでしょうか?

 

 

 

ブブーッ!!違います。

 

 

思いやりです。

 

僕は自分の事情をこれっっっっぽっちも伝えていませんでした。当然彼は真実を知りません。僕が劣等感に苦しんだ背景など知りようがないのです。

 

正しいとか正しくないとか、認められるとか関係なかったのです。そんなことは些末です。

 

恐らく、僕は選ばれないという言葉を選んだ時の僕が、とても苦しそうに映ったのでしょう。

 

人がどういう状態にあるかを鋭く感じ取れる彼だからこそ。何とかしてあげたい!と声をかけてくれたのだと思います。事情は分からなくても、それでも何とかしてあげたいと!!

 

 

僕は自分で自分のことを認めてあげることが出来ませんでした。むしろ貶めることしか出来ませんでした。でも彼は、そんな僕のことを思いやって、声をかけるという行動を起こしてくれました。

 

その思いやりが僕自身に欠けていたからこそ、全身にジワァと染み渡ったのです。

 

翌日からは、人が変わったように楽しく講座を受けることが出来ました。

 

それからは僕自身の内にある気付きや意欲に対して、素晴らしいなぁと思えるようになってきました。これまでは過去の痛みの記憶から、結果が出ていなければ何もかもが無価値、害悪だったにも関わらず。凄い変化だ!

 

きっかけは、センターピースを受けている仲間です。自分の外側からもたらされたものです。ですが良いのです。きっかけが外側であれ、思いやりによって内側である自分を素晴らしいと思えるようになったのですから。

 

1人で本を読んだり、コンテンツを消化したりするだけでは得られない体験でした。センターピースという講座がもたらしてくれた、共に受講している仲間からの大切なギフトです。

 

こうした思いやりを意図していた訳ではありません。偶然の産物です。しかしこの産物をもたらしてくれたセンターピースは、これからの人生でスルスルと出てくるぐらい、印象深く僕の記憶に刻まれたことでしょう。喜びの記憶として。

 

もちろん僕にとっても、(ヴェルタースオリジナルじゃないけど)、彼を特別な存在だと思っています。ありがとう。

 

ちゃんちゃん。

 

PS.
ご覧頂いた通り犬飼ターボさんのセンターピースを受講しています。

 

講座を通して得た学びをもとに、僕の過去や現在やこれからの未来について思いを巡らせて、あれこれ頭をグルグルさせてみたり、ガガッと揺れ動く心の様を言葉にして伝えています。

 

こうして書き上げた記事を通して、センターピースを受講した後の日々の緩やかな変化を擬似体験してもらい、僕と同じように楽しい成長を味わう喜びを感じていただけたら嬉しいです。

 

もし僕と同じように人生について、何らかのもどかしさを抱えていたり、パンッ!!と弾ける喜びを感じたいと思っているあなたの、ちょっとしたお役に立てればと思い下記に記事をまとめました。ご一読下さいまし!!

 

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