上手く行っている自分は過去で、失敗している自分は未来に生きている
２０１７年１２月２２日冬至の日
ベストセラー作家ひすいこたろうさんの講演会
太陽の復活祭（冬至）に送る、作家ひすいこたろう幸せ研究１２年集大成の７時間スペシャル『食事の出ないディナーショー』
に参加しました。
その時の記事はこちら。
複数も記事を書いちゃうぐらい僕にとっては有意義で、濃密な講演会でした。
そしてもう１つこれも書かなきゃならんだろーってものがあったので、これから書きます。
題して、
上手く行っている自分は過去で、失敗している自分は未来に生きている
タイトルの考えを手にしたのが、とってもとっても大きな収穫でした。
講演会ではひすいさんのご友人による挨拶がスクリーンで流れたのですが、
その内の１人である小説家の森沢明夫さんは、ひすいさんのことを次のように評していました。
「ひすいさんは、自己啓発を実践してきた人ですよね。」
この講演で、まさに！実践するシーンを目の当たりにしたのだった。
講演では名言ベスト１０や予祝のワークなどを行い、会場が良い感じ暖まった頃、シークレットイベント
「ひすいさんの三味線演奏」が行われました。
演奏する前からね、
明らかにひすいさんが嫌がっているんですよ。
練習中の身だから大して上手ではないこと
そんな腕前で２５０人の前で披露すること
そんな状況だから、そりゃもうありありと緊張している様子が目に見えました。
イヤイヤながらも席に着き、始まる演奏。
・・・
演奏が終わると僕を含め、観客全員がスタンディングオベーション。
どうしてスタンディングオベーションしたと思います？
実は上手だったから？
失敗が少なかったから？
周りがやっているから合わせて？
僕は、
素直に感動したから
スタンディングオベーションをしたんです。
人の胸をズキュン！と打つには、腕前だけではないことをよーく分かりました。
失敗しても、緊張しても、恥ずかしくても、逃げ出したくても、
それでもやると決めたらやる。
今のひすいさんがあるのは、
出来なくても良いからやる、それを実践してきたからで、その行動を目の当たりにしたことが、何よりも感動したんです。
「あぁ…ひすいさんってこうやってチャレンジしてきたから今があるんだなー」って。
当日の舞台裏、ひすいさんは三味線演奏について次の記事を上げられています。
この記事から読み取れるのはひすいさんの演奏に対する心構え。
シロウトの三味線を
みんなにお金をもらって披露するなんて
そんなジャイアン・リサイタル
絶対にやりたくない
と思っていたわけですが、
今回、マンモスこーちゃんに声をかけられて、
でも、それは過去の俺だなって思えたんです。
未来の僕は、
ジャイアンでもいいじゃないかって。
未来の僕は、きっと三味線を演奏してる。
であれば、過去の自分を選ぶのではなく
未来の自分をいま選ぼうと思えたんです。
でも思ったんだ。
上手にできるものは過去だ。
うまくやれるものは過去だ。
かっこ悪いことこそ未来だ。
失敗するものほど未来だって。
〜中略〜
作家生活１２年。
本は最高にうまく書けるようになった。
でも、それは過去の自分だ。
会場を光で包みこめるようなワークショップも自在にできる。
でも、それは過去の自分だ。
会場から光が完全に消え去るくらい下手な演奏（笑）
でも、それこそが未来だ。
過去の延長ばかりで生きるのではなく、
「こんな自分が未来にいたらうれしい」
という未来を生きたいなって思ってる。
僕は未来を選びたい。
最高にかっこ悪くてもね。
未来の自分は三味線を弾いている。
だから過去の自分の延長線で考えるのではなく、未来の自分から考えて演奏する。緊張したり恥ずかしさが込み上げても。
これって中々出来ることじゃない。
けれど、
実際に未来からの発想を行い、チャレンジした姿を見ると、
僕にも！と力が漲ってもくるわけで、
未来の自分・失敗する自分で生きて行こうと思えるようになったわけです。
成功している人・憧れている人がどう考え、どう行動するのか、その空気感に触れるっていうのが何よりの夢の実現の近道なのかもしれないね。
おしまい。
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2005-08-09)
売り上げランキング: 25,779
2016年12月よりブログ「心の一部をうるおして」の運営を開始。
歳月を重ねるに連れていつの間にか、自分の本当の気持ちに蓋をして、人の顔色ばかりを伺い、自分を軽んじるようになった。
そんな自分の本当の気持ち、欲しい、やりたい、楽しいなど
抑圧していた本当の心を解放する。
このブログの位置付けは、そんな「心を表現していく」場所。
日々のゆる〜いもがきの活動が、かつての僕と同じようなもどかしい気持ちを抱え、抑圧している「誰か」の目に留まり、
そして新しい1歩を踏み出し、自分だけの世界へと繋がるきっかけとなればいいな〜って思う。