人の行動は感情を求めて起こすもの。本当にその感情だけを得たい?

折り返し地点が過ぎて思うこと。

 

2017年9月から2018年1月にかけて5回に渡り、心理療法家矢野惣一さんが講師を務める問題解決セラピスト養成講座を受講している。

 

ちょうどこの週末で3回目を受け終え、折り返し地点を過ぎた。

 

5回中3回。既に受けた3回。まだまだ途中であるにも関わらず、内容の充実ぶりに既に100点を超える満足を感じている。

 

5回中2回。この残りの2回については、これからどんな内容を学ぶのだろう?というワクワク感!!

 

 

というよりも、

 

 

後2回で終わってしまう

 

 

 

寂しい

 

 

 

喪失感

 

 

といった感情でいっぱいだ。

 

 

どうしてこんな寂しい気持ちになっているのだろう?

 

 

 

第一回目を受ける前、目標を立てた。

 

 

 

そこに何かヒントがあるかもしれないと思い、読み返してみた。

 

 

以下立てた目標の引用ね。

 

講座に期待すること 何を得て、どんな感情を得たい?

 

・自分と同じように心理に興味を持つ仲間が出来て、安心感や繋がりを感じたい。1人じゃないという心強さを感じたい。

 

・言葉に出来ない生き苦しいモヤモヤ感、罪悪感が晴れてスッキリしたい。ここが突っかえてんだっていうところをクリアにし、清々しい僕は自由だ!大丈夫だと肩の荷が下りている。軽やかになっている。

 

・脳の仕組みや人間心理に精通し、自分の将来の方向性を定めている。ここに自分という資本を投じるんだ!という気概に満ちている。

 

そもそも僕はこうした何ヶ月に渡るガッツリとした講座を受講するのが今回が初めてだ。

 

講座に参加して、同じく心理面に興味のある同期や先輩の方と出会い、

 

演習や懇親会で仲を深めるに連れて、他では味わうことの出来ない楽しい時間を過ごしている。

 

 

「この人達とこんな楽しい心地良い時間を過ごせるのはあと2回しかない。これが終わると他にもう味わう手段がない。」

 

 

喪失感や寂しい気持ちを感じた理由はここにある。

 

 

この楽しい時間。

 

 

・自分と同じように心理に興味を持つ仲間が出来て、安心感や繋がりを感じたい。1人じゃないという心強さを感じたい。

 

という目標を立てた通り、実際に味わうことが出来ている。

 

確かにそれを求めて行動した。求めた通りのものを得られたが、終わりが近付くと失いたくないという気持ちがムクムクと芽生えてきた。

 

 

この失いたくない気持ち。

 

 

 

受けた当初は全く考えていなかった。

 

 

 

失いたくない。どうしよう…

 

 

 

そう考えて、

 

 

 

ふと脳裏に浮かんだこと。

 

 

「同じような繋がりが感じられる講座に入るのを考えてみようかな。」

 

 

・・・

 

 

怖っ!!

 

 

 

恐らくこんなプロセスを経て、セミナーを受けまくるも特に進展が見られない、セミナージプシーなるものが生まれるんだろうなって思った。

 

 

僕は問題解決セラピスト養成講座で、セミナージプシーなるものを学んでいたから、こうして嵌まらずに事前に気付けて良かった。

 

一番最初に受けるのが、コミュニティにズブズブ入り込んでいく終わりのないタイプの講座だったら抜けられなかったかもな。

 

 

どうしてこんなことを思い浮かんだのだろう?

 

 

その秘密は矢野惣一さんの著書”癒やされながら夢がかなう!問題解決セラピー”に答えが書かれている。

 

人は、感情を求めて行動を起こすからです。すべての行動の動力源になっているものは感情です。

お金が欲しい、彼氏が欲しい、マイホームが欲しい・・・。あなたが欲しいと願っているものは、それを手に入れた時の感情を得るための1つの手段にすぎません。

 

安心感・繋がりが無くなるというので、それを新たに得られるものを求めようとして、思い浮かんだってことだね。

 

 

もう一度受講前に立てた目標について見てみよう。

 

講座に期待すること 何を得て、どんな感情を得たい?

 

・自分と同じように心理に興味を持つ仲間が出来て、安心感や繋がりを感じたい。1人じゃないという心強さを感じたい。

 

・言葉に出来ない生き苦しいモヤモヤ感、罪悪感が晴れてスッキリしたい。ここが突っかえてんだっていうところをクリアにし、清々しい僕は自由だ!大丈夫だと肩の荷が下りている。軽やかになっている。

 

・脳の仕組みや人間心理に精通し、自分の将来の方向性を定めている。ここに自分という資本を投じるんだ!という気概に満ちている。

 

繋がりが感じられるのは、あくまで立てた目標の内の1つだ。

 

 

他にも目標がある。

 

 

なのに1つの目標を達成して得られた結果、感情があまりに強烈だったために、

もっと!もっと!!と求め、他の目標を蔑ろにしてしまう。

 

 

こうやって冷静に分析出来たので、予め目標を立てておいて良かったーと心底思う。

 

 

ふと湧いて出た”他の繋がりを感じられる講座を受ける”という考え。

 

 

繋がりによって得られた喜び、安心感が強烈だったために、再びその感情を得ようとして動こうとした。

 

 

自分は何をして、どんな感情を得るために行動するのか?

 

 

冷静に見つめられる時間を持とう。目標を言語化しておいて、比較したり、偏りがないか冷静にチェックしよう。

 

 

知らず知らずの内に、予期せぬ方向にブレちゃうからね。

 

 

 

強烈な感情を求めて。

 

 

 

僕には他にも立てた目標がある。それを達成することで得られる感情を味わうための行動を忘れちゃいけない。

 

 

立てた残りの2つの目標については、むしろ講座が終わってからが本番。

 

 

問題解決セラピスト養成講座では、
日常生活で使える技法を学び、今後の人生で活かせることが出来る。

そして人間の心理の傾向、仕組みなんかも体系立てて学ぶことが出来る。

 

この記事で書いたような、ふと自分が陥りそうになった”幸福の感情を求めて取る行動の偏り”を気づけ、手を打てたのも講座を受けたおかげね。

 

 

本当に有意義で楽しい講座であると太鼓判を押す!!

 

 

だからこそあと2回、これまで通り楽しく学び、今後の日常生活で使って人生に役立てようと思う。

 

講座を終えた後も、他の様々な目標も達成していくためにね。

 

 

 

 

あ!!

 

ってか、繋がりを感じるためにね、別の講座を受ける必要なんてなくて、

 

この講座で知り合った人と何らかの形でこれからも会っていけばいいだけの話やん。

 

 

そうすれば別に無理して他の講座を受けなくてもいいし!

 

 

そんな単純なことも、見えなくなってたんだねー笑。

 

おしまい。

癒されながら夢が叶う! 問題解決セラピー
矢野 惣一
総合法令出版
売り上げランキング: 170,765
うまくいかない人間関係は「愛の偏り」が原因です
矢野 惣一
廣済堂出版
売り上げランキング: 63,159

スポンサードリンク