記憶の定着はインプットよりもアウトプットが優先される

脳には可塑性という性質がある。

 

可塑性を簡単に説明すると

 

ある物質に変化を加えたときに、変化のきっかけがなくなってもそのまま変化が保持される性質のこと。

 

▼脳の可塑性についての記事はこちら

 

英語を学ぶために英文法の解説書を読み、読んでいない時でも読んだ内容の文法を覚えているってことが脳の可塑性ね。

 

ほんでね、変化を保持し続けるため、つまり覚え続けるためにはどうすればいいのかっていうと、

 

繰り返し記憶したい情報を取り入れて(インプット)、繰り返し使う(アウトプット)ことなんだって。

 

そんでね、インプットとアウトプットどちらの方が脳が優先する、すなわち定着しやすいのかっていうと

 

 

アウトプットの方なんだって。

 

 

繰り返し使う、アウトプットすると脳は「これは生きていくために必要なんだ!」と認識するから定着しやすいらしい。

 

 

アウトプットの方が優先されると聞いて、僕はある話を思い出した。

 

 

実践!世界一ふざけた夢の叶え方という本のブックファースト限定版には付属CDがある。CDに含まれている対談にて、本の読み方について取り上げられた。

 

 

著者の1人でもある菅野一勢さんは、100億円企業のインフォトップを立ち上げられた方。

 

 

その菅野さんの本の読み方、

 

 

本を読むタイミングっていうのは、

 

 

 

 

 

困ったときなんだって。

 

 

 

起業したいけれど、どうしたらいいか分からないなーって思っていたときは、思考は現実化するで有名なナポレオン・ヒルや7つの習慣で有名なフランクリン・コヴィーといった類の自己啓発本を読み、

 

 

起業後行き詰ったときは、神田昌典さんの書籍をむさぼり読まれ、

 

 

 

マーケティングが必要になったときは、とことん何冊も読まれたそうだ。

 

※余談だけど同じ分野の本を10冊も読めば、その道の専門家になれるんだって。

 

 

 

さて話を戻すと、この菅野さんの本を読むタイミングは困ったとき。

 

 

困った現状を打開するために本を読み、本で得た知識を元に現状を変える行動に移しているということ。

 

 

そう。

全部使うこと(アウトプット)ありきで本を読まれて(インプット)いるんだ!!

 

 

 

さっきの脳の可塑性の性質から見るとめちゃくちゃ理に適ってるよねー。

 

 

僕もそこそこ本は読んできた。けれど全然身についている感覚がない。

 

何故なら興味があるってだけで本を読んで、特に行動に移していなかったから。

 

 

あれだけ読んでてどうして身につかないんだ!僕って本当にバカなんだ!!って思ってたけど、脳の可塑性について知ると、

 

 

そりゃあ身についてなくて当然だよな笑。だって使ってないんだもん。

 

えっへん!!笑。

 

 

 

使うために学び、使って自分のものにする。

 

 

肝に命じておきたいもの。

 

 

というか、

 

脳の可塑性について知っちゃうと、無闇に学ぼうとせずに、どうやって使おうかと

 

知らん内に意識が切り替わっている。

 

 

 

この記事で言いたいこと。

 

 

せっかく学んだんだから、ドシドシ使って自分のものにしていこう♪

インプットよりもアウトプットが優先されるんだから。

 

 

最後に、付属音源で菅野さんが仰っていた本で成功する人しない人の違いを書いて、締めくくりとしよう。

 

 

本を読んで成功する人しない人の違いはたった1つ。行動に移すかどうか。

 

 

おしまい。

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