ブログを書くということは、2人の自分と出会う作業

ここ暫くずっとブログ更新を休んできた。

 

というのも以前の記事で宣言したように、ブログ更新の時間を独立に向けての準備に割り当てたかったからだ。

 

十分な時間を確保したが、当初の思惑とは裏腹に準備は全く進まなかった。

 

どうしてかってというと、

独立に向けての意欲がサッと消え失せてしまったから。

 

独立して手に入れた後の世界観にずっとずっと思いを馳せていた。

 

  • 海沿いに居を構え
  • 船を乗り回し
  • 囲まれたい人達に囲まれて
  • 自然を満喫し
  • これ!と決めた仕事に一心不乱に打ち込む

 

魅了してやまなかった世界が急激にセピア調に色あせて、全くもって魅了されなくなっていた。

 

「理想の世界の実現に向けて、あれだけ行動出来ていたのに!!」これまでのエネルギー、バイタリティが消え失せたことにショックを隠せなかった。

 

原因は何だ?

 

無気力な状態の中、答えを探しに頭の中をグルグルと回し続けてみた。

 

ところが答えは見つからず。

 

気がつけばいつしかただただ惰性で酒とタバコに溺れる自堕落な生活に変わり果てていた。

 

僕の性分なのかそれでも尚、何かきっかけを掴みたくて考えることは続けていた。

 

しかし僕が考えていたのは、実際には考えてはいなくて悩んでいるだけ。そのことにようやく気付き、今こうしてブログを書き始めることにした。

 

みるみる思考力が低下したのは、浮かんできた言葉をただまとまりもなく遊ばせていたからだ。

 

ただまとまりもない言葉で溢れさせるのは、諸刃の剣である。その時の精神状態によって、プラスにもマイナスにもアクセルをガンガン踏み込むことに等しい。

 

ならば一度ブログを再開して、頭に浮かぶ言葉を並べ、整理し、何らかの方向づけようと思ったのである。

 

ブログを休止すること。もたらしたのは一つの確信。離れてみて分かったのは、やはり僕は考えることが好きだということ。

そこで思考の内容を記事という1つのパッケージにすることで、良くも悪くも踏み込んでしまうアクセルにブレーキをかけることにした。

 

更に踏み込むも良し、ある程度で留めておくも良し。

 

ブログには、好奇心の赴くままテーマについてサッサと踏み込む自分と出会える一方で、ゴーストップをかけられる俯瞰的な自分、2人の自分に出会うことが出来る。

 

手綱を握りながら自分と向き合うこと。

 

ガムシャラに進むのが駄目なら、俯瞰しながら進んで見る。

 

あれがダメならこれをする。上手く行かない方法にこだわり続けるよりも、別の方法にトライをしてみる。シンプルな方法が一番手っ取り早い。

 

そうすることで意欲が消え失せた理由を掴めるに違いない。

 

いや本当は感覚で分かっていたのだ。

 

奥底にある本当の意欲、
独立というダミーでごまかしてきた本当にやってみたいことをあぶり出すには、
2人の自分を引き出せるブログしかないと。

 

ということで、停滞していた現状という殻をビリビリ破くべく、ブログの再開をここに宣言する。

上手く行っていたことは、またやれば上手く行く。

おしまい。

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