ベールを脱いだ旅をしたいという気持ち

ここのところ更新間隔が空いていますが元気にやっています。

さて、これまで僕は自分の本心を探り満たすために、興味のあることを学んだりチャレンジしたりと従来の自分とは異なる行動を取り続けて来ました。

 

本田晃一さんの世界一ゆるーい幸せの帝王学と出会い、正に全身に雷がビビビと走るような衝撃を受けてからというもの人生が変わり始めました。

 

矢野先生の問題解決セラピスト養成講座という心理学を受講し心の仕組みを学び、山口佐紀子さんのフォトリーディングプレミアム講座を受講し潜在意識を活用したインプットの手法など様々な自己投資を行ってきました。

 

それも全て、僕が心から喜べるような人生を歩むため。

 

これらのスキルを活用し、独立を行い理想のライフスタイルの実現に向けて走り続けてきました。

 

僕が勝手に師匠と読んでいる方からあれこれ学び、また起業塾の説明会に参加したりと着々と1歩を積み重ね、正にさあやるぞ!という時、

 

実際に独立に向けて動き出そうとすると、どうにも動けなくなったんです。

 

いざなんでも良いから自分の力で収益を上げようと取り組もうとした矢先、ふと急に、

 

眼の前が真っ暗になりました。

 

 

「あれ?僕って何のためにこれをやるんだろう?」

 

ふとそんな疑問が生まれたんですね。

 

もちろん自分の理想のライフスタイルを書き出し、そこに想いを馳せ、向かおうというのだから、今更生まれた何のために?という疑問には、十分答えられるものは準備してきているはず。

 

ところが動こうと思っても全く動けやしない。収益を上げるどころか、何もかもやる気がスッカリ消えて無くなってしまったんです。

 

その原因はというと、いくつか思い当たる節があります。

 

その中の一つに、互いの見解の相違から、講座を途中でキャンセルしたことが大きかったと思います。

 

お互いの見解を伝え合い、一段落付いたはずなのに、何度も何度も怒りがこみ上げてきました。

 

僕の中ではとっくに折り合いを付けたはずなのに、何度も怒りや悲しみそして相反する罪悪感が襲いかかる。

 

この状況は僕が思い描いていた理想の日常とは正反対のもの。

 

独立云々や理想のライフスタイルよりも、こうした自分を動けなくさせる自我というものをコントロールしたい、それが何よりも自分にとっての大きな課題だったんだとこの出来事によってようやく気付きました。

 

こうして動けなくなったタイミングで、辛うじて読むことが出来た本があります。

 

世界を放浪したロバート・ハリスさんのエグザイルス人生の100のリスト、成功法則を寓話に盛り込んだパエロ・コエーリョのアルケミスト

 

これらの本を読んで僕がハッと気付いたのは、今でもなお自分で自分を騙そうとしていたってこと。

 

海沿いの大きな家に住み、趣味で物書きを行い、オープンカーを乗り回し、自分の船を持ち、いくつかビジネスを回し、好きな人と付き合うライフスタイル。

 

これらは僕が作り上げた理想のライフスタイルで、嘘では無く、本心で作ったもの。

 

実現するために、まずはビジネスを回すことは尤も。着手しようとしていたのは間違いではありません。

 

しかし上記のライフスタイルが、理想の全てを包括したものかというと、そうではなかったんです。

 

 

僕は、気ままに旅をしたい。

 

 

まだ見ぬ絶景に心を打たれ、オープンな心を持って、たくさんの人と関わってみたい。

 

そんな単純だけども、もっともっと開けた人生を送りたい。これが本心なんです。

 

元々持っていたけれど向き合うにはとてもとても恐ろしかった。

 

大学生の頃もバックパッカーとして放浪することも出来た。でもそのためにはお金を貯め、両親の反対を押し切り、休学して周囲と同じ道から外れる必要があった。

 

そんなこと怖くて出来なかった。

 

だって周囲にそんな人はいなかったし、両親の期待を裏切ることも怖くて怖くてしょうがなった。

 

会社員となってからは、莫大な奨学金が残り、返済するために働くしかなかった。

 

そして周囲ではどんどん結婚して順風満帆に人生を歩んでいる。

 

その内自分もその道も辿る。

 

するとこのままでは一生旅なんて出来ないということも分かっていた。

 

だから僕はその現実に目を背けるために、理想のライフスタイルへ本心である旅をしたいという欲求を無意識で含めなかったんだと思う。

 

でも本心は本心。そんな騙そうとする自分のことも見抜いている。独立に向けて動こうとしても自分を騙してるのだからエネルギーなんて湧いてくるはずもない。

 

今、奨学金という借金も無く、独身であり、何をやっても自由な身分。なのに不自由に感じるのは、自分でかけている恐れという制限のせいだ。

 

旅をしている人、レールから外れたアウトサイダーの自叙伝を読むと、僕の心がフツフツと湧いて踊り出す。

 

もう認めるしかない。

 

僕はアウトサイダーに憧れている。

 

これからはそこに至るまでに降りかかる恐れを乗り越えるべく動いてみようと思う。

 

本当にとりとめもなく、どうしてそこまで旅をしたいのといった理由を含めた構成も無く、文章がめちゃくちゃけれど、頭の中を占めていることを書き出してみた。

 

おしまい。

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