問題や症状を外在化して自分と切り離す:前編

このブログでも何度か取り上げているんだけど、

 

僕は肩こり・首こりに長年悩まされています。

 

症状が発症するとね、もうほんっっっとにね、何も出来なくなって、困ってるんです。

 

頭がボーっとして働かないし、働かせなきゃって思えば思うほど働かなくて焦っちゃうし、

 

気だるくてやる気がおきない。ずーっとゴロンと横になっていたくなります。

 

 

でも気分通りに横になっちゃえば、元気な時にあれやこれやと思い描いていたことが、出来なくなっちゃうんですよね。

 

やりたくてもやれない。やらなかったら計画がガタッと崩れる。

 

ってなもんで、肩こり・首こりが

 

天敵

 

 

みたいな感じでほんとに嫌いです。

 

とにかく肩こり・首こりにならないように過ごす。もしなっちゃったらすぐに治るように全力を尽くす。

 

ストレッチやら筋トレやら長時間の睡眠。

 

たくさんのことに気を配ってきました。どれもが一定の効果はあるんだけど、その時その時だけで、次の時には同じような効果は見られませんでした。

 

再発したときは、こうすれば良い!っていう特効薬がありません。

 

前回効果があったものを1度は試し、そして効果が無ければまた別の対策を取り続けています。

 

そこで!!

 

今回!!!!

 

新たな対策を取りました。

 

その名も

 

肩こり・首こりの外在化です。

 

外在化…?なんじゃそりゃ?

 

って方のために説明しますと、

 

 

これ、1種の心理療法です。

 

外在化って平たくいうと、僕自身と問題をイメージにして切り離して考えることです。

 

僕は長年肩こり・首こりに悩まされていました。

 

症状に苦しんでいるときの僕は、普段の僕ではなく、肩こり・首こりな僕です。

 

肩こり・首こり=僕なわけで、僕と問題がイコールな訳です。僕自身、肩こり・首こり=僕を嫌っていました。

 

とにかく嫌なもんは消してやろーと思って、ストレッチやらあれこれやってきたんですが、

 

待てよ?そもそも症状そのものについてきちんと考えたことはあるだろうか?僕自身に何か訴えたいことがあるんじゃないのか?

 

よーし!それじゃあ向き合ってみようじゃないか!と思い、

 

症状をイメージとして僕自身と切り離してみました。

 

僕自身が肩こり・首こりをどう思うのか。肩こり・首こりが僕をどう思っているのか。

 

 

それぞれの立場から意見を知るために、

 

エンプティチェア

 

というテクニックを用いました。

 

エンプティは空っぽという意味で、チェアはイス。

 

外在化は問題や症状をイメージとして切り離すので、空っぽのイスにイメージを座らせるということです。

 

エンプティチェアは複数のイスを用意します。1つのイスには自分自身が座り、その他のイスにはイメージが座っています。

 

今回の例でいうと肩こり・首こりですね。

 

自分が座るイスを移動することで、イメージの考えを知ることが出来ます。

 

嘘みたいでしょ?

 

でもね、これやってみたらマジで全然思いもしないような考えが浮かぶんですよ。

 

イスを移動して、元に自分が座っていたイスを見る。そのようにして自分自身を客観視することで、新たな発見があるという仕組みなんですよね。

 

エンプティチェアで症状の外在化。

 

これ、やってみて1つ新たな発見がありました。

 

次の記事では、ワークの詳細について書いていきますねー。

 

おしまい。

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