​好ましくない思い込みを紙に書いて破り捨てるのが有効なのは、脳はイメージと現実の区別がつけられない性質を利用しているから

以前耳にしたワークで次のようなものがある。

 

今の自分にとって好ましくない思い込みを紙に書いて、その紙をビリビリに破り捨てるとその思い込みも捨て去ることが出来るというものだ。

 

僕が試しにやってみたのはお金に関する思い込み。

 

僕がお金を持ってしまうと

  • たかられる
  • 奪われる
  • 妬まれる
  • 有り難みが薄れる

 

といった具合にどんどん好ましくないと思われる思い込みを紙に書いてビリビリに破り捨てた。

 

破いていてふと疑問に思ったのが、

 

そもそもどうして破り捨てるのが、思い込みを捨てるのに有効なのだろう?

 

脳の仕組みについて学んでいて、もしやある性質を利用しているのではないか?と思うものがある。

 

それは

 

脳はイメージと現実の区別がつけられない

 

という性質。

 

この性質が導き出されたこんな実験結果がある。

 

バスケットのフリースローの練習を行うAとB2つのグループを作った。

 

Aグループが実際にボールを使ってフリースローを行ったのに対し、Bグループはフリースローを行うイメージだけ行った。

 

練習中の両グループの脳の部員を測定すると全く同じ活動を示していたそうだ。

 

体の動きを制御するのは脳。その脳の活動が、実際のトレーニングとイメージで全く同じだった。

 

このことから

 

脳はイメージと現実の区別がつけられない

 

ということが分かる。

 

好ましくない思い込みを紙に書いて破るのは、イメージを利用していて、イメージと現実の区別がつかない。

 

だから有効なんだね。

 

今の自分にとって好ましくない思い込みは、どんどん紙に書いて破いていこう。

 

そうして自分像をコントロールしていこう。

 

 

おしまい。

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