ある一文を見て、あまりに強く、抗うことの出来ない誘惑に負けてしまった。
言葉の魔力により、こうも心を動かされてしまうのか!?そう感じざるを得なかった実例を紹介しよう!
夜仕事を終えて晩御飯の惣菜を買おうと近場のスーパーに立ち寄った。
「今日のご飯は何にしようかなー。しばらく重たいものが続いていたからあっさりしたもんにしようかな。」
とその日の気分に従い、あれこれ見て、立ち止まったのがお刺身コーナー。
「そやなあ。たまにはお刺身にしようっかな♪何かええのないかなー。」
ジャンルはお刺身と決めた。まぐろ、イカ、カツオ、アジ、ブリなどたくさんのお刺身が並ぶ。
どれも美味しそうで選べないなーと思った矢先、
僕の視線が、
サーモン一点に定まった。
どうしてサーモンなのか?
単に好きだから?
新鮮そうに見えたから?
安かったから?
量が多いから?
どれもYESだ。けれどこれらが決め手になったわけではない。
容器に貼ってあったシール
脂のってます
この一言、一文が僕の心を捉えて離さなかった。
脂のってます
この一文を見て
僕は家の食卓につき、サーモンを醤油に浸し、脂身たっぷりのサーモンの重みを舌で味わい、更にホカホカの白米をガツガツとかき込み、めっちゃ味わっているイメージが脳内で再生された。
こんな一連の食卓の様子をイメージさせられては、とてもじゃないけど他の物では満足出来ない。
僕は今コピーライティングやセールスレターの本を読み始めたばかり。
これらの本では五感を訴えましょう!的なことを書いているが、いざ自分が読み手を刺激しようとすると、どのような表現で書けば良いのか分からなかった。
だけど今回の実体験から、何も特別複雑なことは謳う必要はないことが分かる。
シンプルな言葉は時に五感を大きく刺激し、購買意欲を高める。
身をもって痛感したと同時に、ほんの僅かな言葉で心が動かされることに面白みを感じられずにはいられない。
※写真の脂のってますがまぐろなのは、以前サーモン買ったときに写真を撮り忘れていて、ブログを書くために後日慌てて撮ったからだというのは秘密だ。
おしまい。
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