おおよそ高校生ぐらいの頃からだろうか。僕は“ない“から頑張らないといけないと思い、焦燥感に駆られて頑張り始めたのは。
そして社会人になっても出来“ない“から頑張らないといけないと思って走り続けてきた。
思い返せばずーっと僕は“ない“からしなければならないという魔のフレーズに縛られて、何とか“ない“を無くすよう生きてきたように思う。
“ない“からスタートして何かに励み目標を達成したとしても、また別の“ない“を探してはムチ打って走ろうとする。
そんな自分にず~っと次のような違和感を覚えていた。
「あれ?どうしてこんな思いをしてまで、ここまでやってるんだ??そもそも将来良くなりたくて頑張ったのに、良くなったとは全く感じないぞ。」
そしてブログを始める前、次の問いに答えられないことにショックを受けた。
「頑張り続けた先、僕はどうなっていたいんだ?」
このままでは、ずっと“ない“の世界に住み続けることになる。目を背けたかったけど、このままではそうなることは避けられないことは分かっていた。
そして“ない“の世界の住人として居続けるのは無理が生じてきた。
だから僕は“ない“の世界の住人から“ある“の
世界の住人になると決めた。
自分の“ある“に目を向けて、今の自分に“ある“自由で瑞々しい心地を味わい尽くすために、あれこれと取り組む。
“ない“から“ある“への発想の転換。
“ない“の状態で、もがきにもがいたからこそ手に入れた新しい視点。
“ない“の世界で大変だったけれど収穫は得られた。自分に起こることは全部マル!というのも信じることが出来る。
おちまい。