すき家でも脳の安定化志向に逆らわないチャレンジができる

本日9月10日(日)気持ちの良い天気で外食を取りに外にでかけた。横浜家系のコッテリとしたラーメンを食べようと店の前まで向かったが、ちょうど正午過ぎという時間も相まってか20人以上の行列が出来ていた。

長い時間待つほどの意欲がなかったので、すき家で牛丼を食べることに。このすき家で、僕は自分の脳の安定化志向に逆らわないチャレンジをすることになった。

さて、これは一体どういうことなのか、詳しく見ていこ〜。

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外食屋では何故かさんまは頼まない

皆はすき家や吉野家に行くと、何を注文する?

定番の牛丼や豚丼、焼鮭定食、それともうな丼のようなシーズン物?

僕は、ほぼほぼ定番の牛丼だ。牛丼チェーンに限らず、普通の定食屋でも魚類は頼まない。

どうしてかっていうと、それは分からない笑。食べようと思えば食べられるし、好きといえば好き。

なのに何故かほとんど頼まない。おかずが魚だけで、牛・豚・鳥といった肉類がなければ、とーっても不満が残るようになってしまっている。

当然今回もすき家で牛丼を頼むつもりだった。

肉を食べる気満々で意気揚々と席につき、「まぁ一応メニューだけでも見とくか」ってほんのかる〜い気持ちでメニューを開く、すると目に飛び込んできたのが”さんま蒲焼き丼”。

タレが絶妙にかかり、白米もふっくらして美味しさ満点の写真が僕の心をグラグラと揺さぶりにかかる。

「牛丼にするつもりだったけど、さんま蒲焼きにしようかな〜。でもさんまだけっていうのは消化不良感が残りそう…あぁ〜でも気になる…」

こんな具合に一人で悶々と悩んでいた。

頼んだのはさんま蒲焼きと牛肉がセットのさんま牛

悩みに悩んだ僕が頼んだのはさんま蒲焼き丼でもなく、牛丼でもない”さんま牛”。

さんま蒲焼き丼だと、さんまだけで消化不良感が残る。
かといって牛丼だけだど、魚を食べれずこれもまた消化不良感が残る。

”さんま牛”は1つの丼に、さんま蒲焼きと牛丼がセットになった良いとこ取りの丼だ。

さんまだけだと、これまで魚類を頼まなかった僕が中々頼むことは出来ない。かといって牛丼だと食欲をそそられたさんまを食べることが出来ない。

この”さんま牛”であれば、どちらの気持ちも満たしてくれる。

僕はこのメニューに決めたとき、自分の脳の安定化志向に逆らわずにチャレンジしていたことにハッと気が付いた。

チャレンジは脳の安定化志向に逆らわない小さな1歩から

脳の安定化志向って簡単に言っちゃうと、何か新しいことへのチャレンジといった今までの自分と違う行動を取ろうとしたときに、待った!をかける脳の性質だ。

これまでの人生で、今こうして無事に生きている。つまりこれまで同じことをしていれば、この先も同じように生きていける。

しかし異なることをすれば、この先どうなるのか分からない。だから「危ないよ〜今までと同じことをしようよ」って待ったをかける。

この安定化志向という性質は人間の生存本能に根差しているので、中々逆らう行動を取ることが出来ない。

今回の例でいうと、さんま蒲焼き丼を頼むことは、これまでの自分の行動と異なるので、安定化志向に逆らうことになる。いや、普通に考えて大丈夫なはずなんだけど、脳の性質上極めて難しく感じるようになっている。

しかしそんな安定化志向に逆らわずにチャレンジする方法がある

今までの自分と大きく異なることをせずに、ほんの少しだけ変えてやること。

さんま牛が良い例だ。さんまだけだとこれまでの自分と大きく異なる注文だけど、今までと変わらない牛も同時に食べれるようにしてやる。

そうすると今までと大きく変わらない状況を作りながら、すこーしだけチャレンジしていることになる。

また別の例でいうと、女の子に凄く奥手でシャイな男の子が、いきなりナンパしろっていっても気恥ずかしくて出来やしない。だけど気の置けない友人とコンパに行けば、安心感もあってか女の子と上手く会話が出来る(ハズ)。

同じ異性に話すという行為をとっても、自分の安定化志向に逆らわない状況を作り出せば、敷居が下がりチャレンジが出来る。

今までと同じ状況を演出しながら、ほんの少しだけ変えてやる。小さな工夫が新しいチャレンジを生み出す。この仕組みを上手く活用して、恐らく次はさんま蒲焼き丼を注文出来るようになっているだろう(たぶん)

最後に

まさか急遽フラ〜っと入ったすき家で安定化志向が云々といった記事が書けるとは思っていなかった笑。

何か新しいことにチャレンジするのって腰が重い。けれどいきなり大きなことに直接チャレンジしなくたって、こういう身近な食事からチャレンジする習慣が形成出来るかもしれない。

そんなことをふと思った日曜の昼下がり。

おしまい。

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