自分は運が良い、ツイてる。これらを口癖にすると良いというのはよく耳にすることかと思う。その理由もよく分かっていないまま、なんとなーくで口癖にしていた。
僕の好きな作家である、ひすいこたろうさんの「ものの見方検定」を読んで、ようやくツイてるを口癖にした方が良い理由が腹落ちした。
「夢というのは、ぐーっと全力で手を伸ばした1ミリ先に存在している」AKB48で有名な秋元康さんの名言。
秋元さんはロサンゼルスでタクシーから降りようとしたとき、その1歩目がウ○コに直撃したそう。
もし僕なら「うわぁ最悪だ〜。どないしよ」って落胆するに違いない。だけど秋元さんは、感動して1歩目から動けなくなったそうだ。
海外のロサンゼルスで、たまたま利用したタクシーで、たまたま停車した場所の、たまたま踏み出した1歩がウ○コ。それを引き当てる確率の低さ、ひいては自分の運に思いを馳せて、感動しきって動けなくなった。
そんな秋元さんによると
「エジソンは『成功とは99%の汗と1%の才能である』と言ったようですが、僕の場合は98%の運と1%の才能と1%の努力じゃないかと思うんですよ。」「夢というのは、ぐーっと全力で手を伸ばした1ミリ先に存在している」
あきらめないでやれるかどうかは、自分が運が良いと思えるかどうか、そこが一番大事だそうだ。
ひすいさんによると
運がいいということは、自分の未来は、☓ではなく○だと思えるからです。つまり嫌なことや辛いこと、思い通りにいかない現実に直面しても、その先には○が待っていると思えると、嫌なことが、未来を阻む「壁」ではなく、未来へつながる「扉」だと思えるようになるのです。「壁」だと思えば、あきらめてしまう人もでるでしょう。でも、「扉」だと思えばあきらめない。すると、1ミリ先に届くのです。
とはいえ中々ツイてると思うようにはなれないもの。「ものの見方検定」では、とっておきのワークが用意されている。
そういえば、世界一ふざけた夢の叶え方の特典音源(1作目か2作目が忘れた…)で、インフォトップ創業者の菅野一勢さんが仰っていたのは、ツイてるという口癖を習得するには練習が必要だということ。菅野さんは誰よりも練習をしたそうだ。
さて話を戻すと、紹介されていたワークはこんなものだ。
次のことを3ヶ月実践してもらえたら、あなたは運がいい人になれます。鏡に向かって自分の瞳を優しく見て、「私はなんて運がいいんだろう」というのです。自分の目を見ながら言うと、潜在意識にストンと言葉が入ります。続ける秘訣は、朝、歯を磨いたときや、お風呂を入るときなど、「やる場所」と「時間」を決めることです。
こんなシンプルで、いつでも出来るようなことを実践し続ければ思考に革命が起きる。とすればやるしかないだろう!とやる気が出てきた。
過去の記事にもある通り、僕は「ツイてない〜」って思うような出来事に直面したとき、一旦「ツイてない〜」って湧き上がる感情を受け入れて、無理やり「ツイてるツイてる」と唱えていた。
唱えていた理由としては、出来事が何か自分にとって良い意味付けにしようという程度のものだった。
自分がツイてるのに特別な根拠や技術はいらない。だけどツイてるととなえた方が良い理由、その根拠を押さえておけば、より効果が上がるかと思う。
自分に起こる未来は全て○になる。まずここを決めるということが、盲点だった。
未来は全てバラ色と信頼するからツイている。バラ色の未来に身を委ね、何が起こってもツイてることにしてみない?
おしまい。