ラーニングピラミッドを元に学習の手段を組み合わせると効率が良くなる

先日研修で講座を受講し、その講座は午前9時から午後5時までの長丁場。大学の授業を彷彿とさせるような受け身の内容で、途中うつらうつらと眠気に襲われて大変だった。

それぐらいしか印象に残っていないので、蓋を開けてみれば何を学んだかよく覚えていないトホホな結果となってしまった。貴重な1日を捧げて、何を学んだかよく覚えていないなんてあまりにもったいないと思う。

学んだ内容を自分に定着させるにはどうしたら良いのだろう?ラーニングピラミッドの存在を知り、その答えを見つけることができた。

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ラーニングピラミッドは学びの定着度を示す

何かを学ぶ際、講座の受講や読書などいくつかの手段がある。その学びの手段それぞれに応じて定着度合いが変わるそうだ。それを表したのがラーニングピラミッド(平均学習定着率)。

ピラミッドの頂点が定着度が低く、底が高い手段となる。頂点から順に

  • 講義の聴講・・・5%
  • 読書・・・10%
  • ビデオ学習・・・20%
  • デモンストレーションを見る・・・30%
  • グループで話し合う・・・50%
  • 実習をする・・・75%
  • 他人に教える・・・90%

冒頭で挙げたような聴講だけでは、定着度が5%と最も低い手段であることが分かった(なら僕があまり理解出来ていなくてもしゃーないよね)。

もしこれから先自分が何か講座を提供するときや学ぶときは、これらの手段を組み合わせるような内容を設計すれば、定着度が上がり高い満足度へと繋がるかもしれない。

複数の手段の組み合わせで定着度が上がったことを実感

ピラミッドを知って、「あ〜だからこれまであまり定着していないかったんだー」って納得することが出来た。1年ほど前まで何かを学ぶときって、定着度が10%と低い読書をし、読みっぱなしで終わり。

だけどここ1年で定着度が向上していることを実感している。それは学ぶ手段が変わったから。

要因の1つはブログにある。学んだことをこうして記事にしていることは、他人に教えることに同じ。定着度が90%ともっとも高い手段だ。

そしてもう一つは、僕が学んでいる講座の構成が優れているから。

度々ブログで書いているように、本田晃一さんの世界一ゆる〜い幸せの帝王学のお金編ビジネス編セルフイメージ編人間関係編と全ての動画セミナーを受講している。

基本的な内容は動画を視聴して、テキストを読み込む。加えて各講座にはワークが盛りだくさんで、それぞれ学んだ内容を少しずつブログで書いている。

この講座により、僕は3つの手段が組み合わせて学んでいることになる。

  • ビデオ学習・・・20%
  • 実習をする・・・75%
  • 他人に教える・・・90%

1つの手段でだけでなく、複数の手段を組み合わせた内容だから定着度が大きいことが分かる。

最後に

何かを学ぶにあたり、単に1つの手段に囚われ続けては、期待するほどの成果を見込めないかもしれない。

そもそも僕が何かを学ぶのは、自分の人生をより心地良い状態にするためだ。ラーニングピラミッドを知ったことで、その状態の実現に向けて、手段の工夫を講じることが出来る。

既に効果の程は実感しているので、今の段階で知っておいて本当に良かった〜。

おしまい。

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