面白がって文章を書いて、面白いと思ってもらうために始めた文章の研究

2016年12月にブログを始めてから、他の人の文章を読む意識が変わってきたことを実感しています。読了後、どうして面白いと思うんだろうと立ち止まって考えてみると少しずつ分かってきました。

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面白いと感じるのは具体例を上手く用いている文章

僕が面白いと思う文章は、具体例を上手く用いている文章です。それも伝聞や歴史上の出来事の引用ではなく、過去にその人に起こった出来事の体験談

で、その面白いと思った文章に限って、案外形式ばったルールから外れていることが多いのです。

よく文章本では、読み手の受け皿を作るために、最初に全体像を提示し順を追って説明していくなどといったテクニックが書かれています。

確かに読み手にとって優しく、配慮されていると思います。独りよがりな文章を書いていても、最後まで読まれなかったら元も子もないですもんね。

基礎を押さえて使えるようになることはもちろん大切だけど、そこに意識の大半を注いでしまうと面白くないと感じる自分がいます。

面白いと思った文章を分析してみると、また違ったテクニックが見えてくる

上に述べた具体例の用い方が上手くて面白いなーと思った記事がこちらです。

僕が好きな”ひすいこたろう”さんのブログ。のっけから引き込まれて、読了後には何ともいえない清涼感を味わえました。

こうした文章を読んでいると僕も同じように、面白く文章を書き、面白いと思って欲しくなってきます。

面白い文章を書くためにしていくこと

そうした文章を書くためには次のことを試し続けてみようと思います。

  • 誰の本・文章が面白いと思うのかきちんと認識する
  • どこが面白いと思うのか、分からなければ書き写してみる
  • どういった文体なのか、どのような構成かを理解する

過去の記事でもいろいろと試してみました。

面白い文章を分析する

上に引用したひすいさんの記事の構成を簡単に分析しました。

  • まずは、ものの見方という大枠を与え
  • ミスリードを誘い
  • 意外な真実を述べてオチをつける

という非常にスマートな構成です。始めから結論を述べ過ぎるとオチが弱くなるので大枠だけに留められているんですね。文章本でメインで取り扱っている構成とは異なります。

このように中身を覗いてみることで、新たな学びを得られ、二重に楽しめて得した気分を味わえるのでオススメですよ。

面白いと思ってもらう受け皿を作る

受け皿があると次も期待する

面白いと思ってもらうには、ファンになってもらうのが手っ取り早いと思います。

僕はひすいさんのファンだから、正直ひすいさんが何を書いていても面白いと思ってしまうでしょう。既に面白いと思う受け皿が出来ているために、面白いと感じやすいのでしょうね。

例えばテレビを見ていて、明石屋さんまが出演していると、どんな面白いことを言うんだろうと既に笑う準備が出来ています。一方初めて見る芸人が出ていると、何を言うんだ?と少し身構えてしまいます。

このように、1度でも笑ったり、面白いという経験をしていると次もまた期待してしまうものです。逆に初めて見るものは警戒してしまうものです。

受け皿を作るには

そんな読み手の身構えるハードルをクリアするにはどうしたら良いのでしょうか。答えは分かりませんが、次の通り実行していこうと思います。

面白いと思ってもらうための前提として、まずは打席に立つこと。
つまりブログに投稿し続けることですね。そうすることで、受け皿を作る機会をどんどん設けていこうと思います。

次に、自分の好き・楽しい・得意なことを試しながら書いていくこと
書いていて分かってきたのですが、自分の興味のないことや楽しくないと思うことは、書こうと思っても書けない上に読み返しても面白くないものです。

自分の好きなことを書いていて、そこに惹かれてくる人がいれば、その方がお互いにとってHappyなのかなと思います。

最後に

自分が面白いと思う文章に意識をどんどん注ぎ、分析して試してみようと思います。書き方のバリエーションを少しずつ増やしていきたいと思いました。

おしまい。

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