2017年7月の3連休とうとうコンタクトレンズを買い換えようと思い、店に足を運ぶことにした。
コンタクトを着ける度に重度のズシッとした肩こりに襲われるのは辛かった。またすぐに目が乾く感じもして大変疲れやすかった。
多少高くても良い!そんな僕の悩みを解決してくれ!!そう願って色々とレンズの調整をし終えた後、思わず舌を巻くような上手な提案に遭遇した。
簡単に下調べしたところ肩こりや目の乾燥を解決するには、ワンデーアキュビューオアシスが最適だと思った。
レンズの細かい調整に入って分かったのは、どうやら度数が合っていない上に、乱視や近視も僅かに該当していたようだ。
レンズの酸素透過度が云々も関係はあるだろうけど、他にもレンズの見え方が合っていなかったので目を酷使していたようだ。
一通り調整を終えて、これなら僕の悩みは解決されそうだとホッと胸を撫で下ろそうとしたところ、店員さんから次の提案があった。
「ワンデーのコンタクトには目薬の使用をオススメしますよ。目薬を予めコンタクトに付けておくと乾燥しにくくなるので、疲れ目になるのを防げます。」
前もって僕の悩み事を伝えていただけあって、ドンピシャな提案だ。更に新しいレンズを付けたことで、レンズの違いによるつけ心地の差に感動していた最中での出来事だった。
目薬を使えば、もっと良くなるかも?と上手い具合に期待感を煽られ購買意欲がグググっと高まった。
しかし今回はコンタクトを替えただけで十分満足出来る内容だったので、丁重にお断りした。お断りしたが思わず買っちゃいそうになる上手な提案に、ただただ関心するばかり。
コンタクトレンズ屋での上手な提案を受けた2日後に、あの日の提案はこれか!とドンピシャな内容を学ぶ機会があった。
それは本田晃一さんの世界一ゆるーい幸せの帝王学ビジネス編の商売の基本設計というものだ。
上手く行っているビジネスは、3つの商売の基本設計が上手く回っているらしい。
客単価UPが何か心当たりが…
そう!先日のコンタクトレンズ屋の目薬の提案が、まさに客単価UPを狙ったものだったんだ。
客単価UPとは一回の買い物でたくさん買ってもらうことを目的としている。
コンタクトに加えて目薬を買ってもらうことで、僕という客の単価を上げることだ。
予め僕は困りごと、ニーズを伝えていたので提案内容もドンピシャでまさに打ってつけと言える。
顧客にとって上手と感じる提案でもあり、ビジネスを回す基本設計に則った上手な提案で、更に僕は感心した。
生活をしていると消費活動を避けては通ることは出来ない。すなわちたくさんのビジネスに触れざるを得ない。
この基本設計の3項目を頭に入れておくだけで、このビジネスはどうなのかな〜って見る目、考え方が養われていくだろう。
これからコンタクトレンズの件と同様に色んな発見があるかと思うと楽しみで仕方がない。
おしまい。