思い込みの罠から抜け出すためのシンプルな2つの方法

前回の記事では、追い求める2つの理想がトレードオフの関係にあるとき、思い込みから行動に移せなくなることがあると書いた。

 

今回の記事では、そんな厄介な思い込みからの抜け出し方について触れてみようと思う。

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理想と理想のトレードオフとジレンマ

サラッと前回のおさらいをする。

 

トレードオフとは、片方を得るためにもう片方を犠牲にする関係を指す。

 

片方の選択によりもう片方を失う恐怖から、いずれも選択せず、結果双方失うことがある。

そう!少し前の僕のような状態だ。元も子もない。

 

しかしこれは仕方がないとも思う。

 

人間誰しも怖いと感じるものは怖いし、極力恐怖を避けるための行動を取ろうとする習性がある。

でもだからといって本来望むものを得られずに終わるのは、あまりに寂しいじゃないか。

 

こうした恐怖にやられているとき、思考停止をしていることが多い。そして思考のみならず行動まで止まってしまう。

 

こうした状況を抜け出すための方法2つ、僕なりに有効だと思うものがある。

理想をイメージし、現実とのギャップに着目

 

まずひとつ目は、

 

イメージをすることだ。

 

トレードオフによる片方のみのイメージではなく、双方を実現しているイメージを。

 

思い込みとは、過去の延長線上からの発想だ。それとは異なり、今までとは違う未来からの発想がイメージ法といえる。

 

頭であれこれ考えるのは思考であり、言葉は知っていることしか考えられないし、影響の及ぶ範囲は身の回り半径5メートルだ。思考といった体を動かさずに、1点を見つめながら考えるような行為は本来適していない。

 

恐怖にやられているようなときは、従来からの発想ではなく、未来からのイメージだ。イメージにより現状との違いをハッキリと認識する必要がある。

 

今、及び従来とのギャップを認識し、そのギャップを一つずつ埋めるためのアクションを取っていくことが肝だ。

 

行動により自ずと検証に繋がっている。それがイメージ法による狙いだ。

両立している人を探す

そしてもう一つ。

これも簡単だ。

 

既に実現している人を手本にすれば良い。

 

思い込みによって無理だと決めつけているが、その気になって探してみれば、意外に実現出来ている人が多いことに気付くと思う。

 

本でも知人でも何でも良い。とにかくピックアップすること。

 

そして、どのようにして実現に至ったのか過程を調査すること。

 

可能であれば直接会った方が、細かいとこまで聞けるのでオススメする(会おうと思えば、たいがい会える)。

 

その調査結果によって、これまでの自分がしてこなかったことを1つずつやっていけば良い。

まとめ

僕たち人間は恐怖により、思考、行動停止に繋がることがしばしばある。そしてその恐怖は単なる思い込みによることが多い。

 

そんな思い込みは、理想と思い込みのイメージの差を比較する、実現している人を探して真似るというシンプルな方法で崩すことが出来る。

 

これらのシンプルな方法で、検証という次の行動に移すきっかけを得られる。検証をしてから判断を下しても遅くはない。だって実現したいのだから。

 

おしまい。

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