結果を変えるためには、結果に至る5つのプロセスを見直すことから始まる

自分の心の流れが現実に影響を及ぼすには決まった手順がある。

自分にとって欲しい結果があって中々達成出来ないってときに、変える必要があるのは行動だ。

行動を変える。とはいえ何をどうすればいいの?って迷子の状態からスタートすることが多いんじゃないかな?

思いつく限りの下調べをして、アプローチをするといったことが僕はほとんどだ。これはいわゆる”方法論”というものだけど、そこに移る前にちょっと待ってほしい。

どうやら人は、ある状況に遭遇して行動に移して結果を得るには、5つのプロセスを経るようだ。

必ず通るプロセスがあるということは、欲しい結果を得るためには通るプロセスそれぞれを見直す必要があるということに他ならない。

5つのプロセスとは次のようなもの。

  1. 五感(五感でインプット)→転職、読書、フレグランスを変えるなど
  2. イメージ(五感でインプットした情報をイメージで記憶と照合)→イメージトレーニングなど
  3. 思考(言葉による意味付け)→アファメーションなど
  4. 感情、体感(感情が湧く)→瞑想、ヨガ
  5. 行動(感情により行動に移す)

※→は各工程を変える内容の手段の例

つまり行動が変わり結果を変えるには、1〜4それぞれにアプローチをする必要がある。巷に溢れている方法論は、この1〜4のいずれかにアプローチしたものだ。

製品を扱う会社だと問題が発生したときは、その問題の特徴を元に製造工程をチェックして原因を特定するが、結果を変えることも全く同じこと。決まった工程を踏むわけだから、その工程を見直していけばいい。

取る手段が何であれアプローチするプロセスが誤っていれば、思うような結果が得られないということだ。

例えば1のインプットばかり変えても上手くいかなければ、3の思考を変えてやれば行動が変わり、結果も変わるかもしれない。

だから自分が取る手段はどの工程にあたるものなのかをチェックしてみると良い。もしかしたら何か偏りがあるのかもしれないし、考えもしなかった手段を見つけることが出来るかもしれない。

このプロセスは僕にとっては地図のようなもの。状況を打開するときにこれまで取った内容を整理し、これからどうアプローチをすれば良いのか判断する材料となる。

僕は瑞々しい心地を味わうことが最優先なので、それを味わうための手段をプロセス毎にいくつか用意しておけるようになりたいものだ。

この内容は心理療法家矢野惣一先生の「問題解決セラピスト養成講座」の予習動画で紹介されていたもの。講座に興味ある方はどうぞ。

おしまい。