【前編】キングコング西野さんの講演会に出席 明確な行動基準にこれまでの印象が一変してファンになった。

去る2017年1月31日にキングコング西野さんの講演会に出席しました。絵本の無料公開を発端に、今も世間を賑わしている西野さん。抱いていた印象としては、わーわー騒いで注目を凄く浴びたがるというどちらかというとネガティブなものです。

しかし、お笑い芸人の枠を超えて絵本作家になる等何かと精力的に活動されていることもあり、近場で開かれるのだから、せっかくだし話を聞いてみようというそんな軽いノリで出席しました。

その結果、講演会終了後には西野さんへの見方が一変するほど素敵な内容でした。

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お笑い芸人だけあって、笑いですぐに心を掴まれた

講演会のテーマについては、クラウドファンディングと肩書きに縛られない生き方でした。しかし、話の半分は西野さんの自慢話(笑)

西野さんといえば、バラエティ番組では、最近の流れとしては完全にイジられキャラで、空気を読んだ「オチをつける」対応をよく目にします。

単独でのトークはどうなんだろう?と思って聞いていましたが、冒頭に、相方や自身の炎上した話、思春期の時の下半身のえんとつ町がプペルした話などで笑わしていただき、一気に西野ワールドへ引き込まれていました。

西野さんの行動基準は「圧倒的に面白くなること」。

若くしてゴールデンの冠番組をいくつも持たれていて、いわゆる売れっ子芸人だった西野さん。しかし、圧倒的なスターではないことにもどかしさを感じられていたようです。

何度も打席に立っていたにも関わらず、ビートたけしやダウンタウンを抜いてトップに立つことは出来ない現状。このままの状態が続くと、そこそこ売れ続け、バラエティ番組のひな壇で笑いを取って、温泉ロケなどでのんびりとした芸人生活を送る。

そのような生活は西野さんにとっての行動基準である「圧倒的に面白くなること」や「芸人像」から外れています。

西野さんにとっての芸人とは、多くの人との逆を行くこと。つまり、多くの人が「そんなことして大丈夫なの?」と不安に思うことをどんどんチャレンジしていくことだそうです。

その理想の芸人像や基準のため、安定した今の生活から抜け出すべく、お笑いから一時身を引き、脇から順位をブチ抜いていくことを決断されたそうです。

この話を聞いて僕は、西野さんへの見方が一変しました。

  • 確たる行動基準を持たれていること
  • そのためであればリスクと思われるようなことでも進んで取られていくこと
  • お笑い界の重鎮を超えていくことを本気で目指し行動されてれていること

これらの西野さんのパーソナリティが分かり、目立ちたがりから、本気で人生を生きている最高にカッコイイ兄ちゃんへと印象が変わりました。

講演会を終えて感じたこと

西野さんの講演会を聴いて、やはり自分にとって何が大事であるかを自覚して、そこに向かって行動していくことが何よりも大切なんだと改めて感じました。

ハッキリとしたこれ!というものが無ければ、なんとなく良いなって思ったことをし続けていくこと。そうすることで、本当の自分の気持ちが次第に分かり、他の人の目を気にせずKYになって楽しく人生を過ごせるのかもしれない。

僕の行動基準はこれこれで、これまでこうしてきた。今後はこうしていきたい。西野さんのように、こうした1本の軸を持つカッコイイ人間になりたいと強く思う、そんな気持ちに気づいた素敵な講演会でした。

【西野さん講演会後編】サイン会での失敗に続く..

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