珍しく書評です!
前々から本田晃一さんのことを憧れとして学んだ内容をよく記事にしてきましたが、
今回は本田さんの師匠でもある”日本一の大投資家”竹田和平さんに纏わる5つのエピソードから成る「日本一幸せな大富豪 竹田和平さんが命をかけて教えた 魂に火をつける5つの物語」について書きます。
5つのエピソードの内訳は、著者の山本時嗣さん、鬼頭宏昌さん、ムラモトヒロキさん、真田英里さん、ご子息ご息女の大島知美さん・竹田幸生さん・竹田佳代さん達が関わるもの。
著者の山本時嗣さんは和平さんの一番弟子にあたる方で、
作家プロデューサーとしての側面と和平さんの弟子ということは昔から知っていました。
けれど弟子となったいきさつや、どんなことを学ばれたのかといった具体的なエピソードについては知らなかったんですよね。
エピソードの中では和平さんの懐の大きさなど「これはマネ出来んぞ!」と思うような話がたくさん出て来るのですが、
最も印象的だったのは、和平さんがお亡くなりになったとき、著者の山本さんが和平さんへの対応を後悔をするシーンでしょうか。
一番弟子というからには、それはそれはきらびやかな出来事ばかりかと思っていただけに、良い意味で期待を裏切られました。
人間誤りもするし、後悔もする。それでも尚立ち上がり決意新たに前を向く人間の美しさが垣間見えるそんな素敵なエピソードでした。
最終章は和平さんのご子息ご息女のエピソード。こちらでは和平さんの家長としての一面が見えますが、御息女の「父を神格化しないで下さい」との言葉から分かるように、
和平さんの良くも悪くも”人間臭い”一面が見えるのも良い話でした。
今はもうお亡くなりになられて直接会うことは叶いませんが、遺志を継がれた方々から触発されたいものですね。
いつか山本時嗣さんのプロデュースを経て、書籍を出版出来れば言うことなしだがや!って思ったり。
おしまい。
日本一幸せな大富豪 竹田和平さんが命をかけて教えた 魂に火をつける5つの物語