心理療法家のミルトン・エリクソンは次の言葉を残した。
その人が持っていないものを与えることが心理療法ではない。
また、その人の歪んでいる部分を矯正することでもない。その人が持っているにも関わらず、持っていないと思っているものを、
どうやってその人自身が使えるようにしていくのか。そこを援助するのが心理療法です。
今後の人生にずっと、胸に留めておきたいフレーズがある。
その人が持っているにも関わらず、持っていないと思っているものを、
どうやってその人自身が使えるようにしていくのか。
そこを援助するのが心理療法です。
プロフィールにざっと書いたが、
自分が日々何を感じ、どんなことが好きで、どんなことがしたいのか、
自分の気持ちが分からなくなっていた。
昔は分かっていたのに。
分からなくなってしまった自分の気持ちを再び分かるようになる。
そのためにブログやら何やら興味の赴くままに動き出した。
僕の目的とエリクソンの言葉とは趣旨が異なる。しかし僕にとっては似たようなものとして捉えている。
自分の中に確かに備わっているもの。それを使えるようになろうとただグーッと手を伸ばしているだけだ。
その人が持っているにも関わらず、持っていないと思っているものを、
どうやってその人自身が使えるようにしていくのか。
無いものではなく、自分にあるもの。
なんと素敵なんだろう。
おしまい。