僕は前々からよくこう口にしていました。
「将来何らかの形で独立して、海が見える家に住み、自由気ままな理想のライフスタイルを送りたい」と。
ではその理想のライフスタイルって何だろう?
何らかの形って一体なに?
この2つの問いに答えるために、
やれ心理学の講座やら、やれ海の近くまで足を運んだりと
思いつくがまま答えを求め、それらしい行動を取ってきました。
行動を重ねるに連れておぼろげながら方向性が見えてきたのは良いんですが、問題点があったんです。
それは、
実現に向けて全然本気じゃなかったってことです。
僕が口にしている理想のライフスタイルは、従来の僕が容易にイメージ出来る過ごし方。
自由を手にした後の過ごし方は、現在の自分でも十分手が届くといえば届くようなもの。
要するに本気にならなくてもやろうと思えばやれるようなものなんです。
それが出来ていないってことは、本気で実現したいものではないってことが分かったんですね。
この本気ってやつがくせ者なんですよ。
独立するという手段は従来の僕がしたことのない大変なことですが、それによって得られるものが従来の自分でも手に出来るようなもの。
だったらね、大変なことをわざわざしますか?って話なんですよ。今でも問題ないことなのに、本気になれるのかって話なんですよ。
本気になるためには、本気で行動した結果得られるものが、本気で欲しいと思える、そのような動機が必要なんです。
振り返れば僕は本気で欲しい、したい!と思ったことは大抵叶えてきました。
オーロラ鑑賞、ブログを更新すること、憧れの人に会いに行くこと。
本気でしたいと思えば、自然と行動に移し実現してきたんですよね。
これ裏でどういう仕組みが働いているのかっていうと
脳の安定化志向なんです。現状を維持しようとする仕組みね。
本気で実現する!と決めたものは、実現していることが自分にとっては当たり前なこと。
実現している自分がイメージ出来て、本気でそうしたいと思う。
すると脳が手段を探しちゃう。だから実現出来るんです。
僕が常々口にしていた「何らかの形で独立したい」は、安定化志向に基づいて考えてみると
「独立する方法は分からんし、ずっとしたいと思っているままで良いや」ってのが現状であり、本音なんですよね。
これに気が付いたとき、驚愕しましたよ。
「そりゃ分からんままだし本気になれないはずだわ」って。
でね、本気でやるためには、自分にとっての現状、安定化志向の働き方を変える必要があるんです。
どうやってやるのかというと
それは、「欲」を刺激する方法です。※一例です。
今の僕が手に入れられるようなものではなく、端から度外視しているような手に入れにくいもの。
それらに片っ端から触れて、手にする自分をイメージし、本気で欲しいと思えるまで欲を刺激して刺激して刺激しまくる。
例えば僕は海が好きなので、クルーザーの雑誌を買って眺めたり、なんとかして乗る機会を作ったり、はたまた海沿いの家のモデルハウスに見学に行ったりといったことね。
「うおおおおお本気でこれを手に入れたい、手に入れる以外あり得ない!!」と思えればしめたもの。
本気でこれを手に入れたい、でも従来の収入経路だけでは実現出来ない。となれば、別の経路を作る手段を探すために、脳がフル回転します。
そうなったとき、従来の働き方を続けるという選択肢は無くなります。独立という選択肢が浮かび、手段を自然と探し、実行に移していることでしょう。
自分の現状をこうして変えていくんですね。
過去のトラブルが原因で欲を封印していましたが、自分の安定化志向の働かせ方を変えるために、敢えて現段階ではフル活用していこうかなって思います!
「欲」を刺激するのは暫定的なゴールのためです。
ポイントは自分の安定化志向をどう働かすか。これこそが行動や思考パターンを大きく変える方法。
てなわけで、暫くは車のディーラー巡りやモデルハウス巡りなどなど「欲」に焦点を当てた一味違うアプローチを取っていきます。
おしまい。