自分がどのような感情を味わっているかは、体の感覚に意識を傾ければ分かる

自分の感情がよく分からない。

 

感情について学ぶまでは、どこぞの痛い中二病のように本気でそう思っていた。

 

よくよく学んでみて分かったこと。

 

いやいやめっちゃ感情出てるやん。これまで特に意識を傾けていなかっただけで。

 

この記事ではそんな感情の正体について取り上げて、スッポンポンの丸裸にしていこうと思う。今回は皆大嫌いなネガティブ感情を元に書いていくよ。

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感情の正体は体の感覚だ

感情について学んだのは、心理療法家矢野惣一さんによる問題解決セラピスト養成講座にて。

 

正体の分からない感情について、体系立てて非常に分かりやすく学ぶ事ができた。

 

感情とは、体の感覚である。

 

 

繰り返すね。

 

 

 

感情とは、体の感覚である。

 

 

 

と学んだ一方で、

 

 

 

 

思考とは、言葉である。

 

 

 

とも学んだ。

 

 

つまり感情とは体の感覚であり、言葉とはまた別物である

 

これまで僕は感情について次のように表現してきた。

 

  • 喜んでいる
  • 怒っている
  • 悲しい
  • 楽しい

 

これらのように言葉で表現出来るものが感情だと思っていた。

 

ところがそうではなかった。

 

  • 肩や首が凝っている
  • 胃が締め付けられる
  • 全身に力が漲る

 

そんな体の感覚、そのものこそが感情だ。喜んでいるや怒っているといった言葉は、体の感覚を言葉で言い換えたに過ぎない。

 

僕はこれまで自分の感情が分からないと思っていた。

 

 

この事実を知るまでは。

 

 

実は意識をしていなかっただけで、めっちゃ体の感覚を味わっていた。

 

 

どんな風に感じていたのかって?

 

 

気になる人のために、次に詳しく書いてみたよ。

僕が日常味わっていた感情(ストレスフル.ver)

学生時代の頃から現在に至るまで、感情がマヒしていた…

 

 

と思っていたが実はそうではなかった。

 

感情は体の感覚である。僕が味わっていた感情。分かりやすい例を挙げるなら、ストレスフルな環境に置かれていたときが良いかもしれない笑。

 

 

 

あんまり思い出したくないけど…

 

 

 

朝9時前後、決まってお腹が痛くなり、トイレに駆け込んでいた。月に1度や2度ではない。毎日だ。それも10年以上に渡って。

 

社会人になってからというもの関わる人を自分で選ぶことが難しい。

 

 

僕が苦手なのはよく怒鳴り散らす人。怒鳴る人と喋るときは思うように話せなくなる。僕の発言によって怒鳴り散らされたらイヤだ。

 

 

そう思うと喉がつっかえるような感じがし、結局上手く話せず怒鳴られることが多々あった。

 

極力こんな嫌な目には遭いたくない。穏やかにのんびりと過ごすのが僕の理想の日常だ。しかし社会人たるものそうは問屋がおろさない。仕事だからそんな苦手な人と関わらないといけない。

 

また会わないといけないのか…そう思うと胃の上側が鉄の棒でグッと押えつけられる苦しい感覚に襲われた。

 

それだけならまだ良い。複数の案件を同時に回していると1つのことにそんなにかかりっきりになれない。対人関係のプレッシャーだけでなく、納期が迫るというプレッシャーもある。

 

 

早く仕上げなければ全体に迷惑がかかる。そう思うと全身に緊張が走り、肩に力が入った状態で仕事をする。数時間そんな状態で仕事を毎日続けているものだから、いつしか慢性的な肩こり首こりに悩まされるようになった。

 

 

ドタバタの平日が終わり、やっと休日を迎える。が、休みの日も心が安らげることはない。

 

 

常にその週にあった仕事の嫌な出来事や翌週の仕事が頭を占め、不安や緊張が続く。どうしてこんなに失敗ばかりするんだろう、こんな自分がイヤだ。

 

 

自分を否定する言葉が浮かび更に苦しくなる。解消しようにもその方法が分からない。気力が失せて外に出るのが億劫になり段々1人での時間が増えていく。

 

 

これからの人生ずっとこの調子なのか?胸に重しが付いたような孤独感に襲われる。



と、今は流石にこんな状態じゃないけど一昔前までは、常にこんな体の感覚、感情を味わっていた。

 

改めて感情は体の感覚ってことで振り返るとめっちゃ感じていることが分かった。

 

次に、体の感覚それぞれが、一体何を示しているのか説明しよう。

 

各部位の体の感覚が示すこと

先の僕の例では様々な体の部位の感覚を取り上げた。各部位の感覚が何を示しているのか見ていこう。

下腹・・・不安や恐怖、怒り

 

下腹に感覚があるときは、不安や恐怖や怒りを感じている。

毎朝9時頃に決まってトイレに行くのは、僕が不安や恐怖や怒りを感じていたからだ。その不安や恐怖や怒りが何なのかについては、あまりに多くのことがありすぎで分からなかった。

 

けれど体がそう感じていると教えてくれている。1つ1つ何が原因なのか探るきっかけにはなるだろう。

喉・・・感情の抑圧

 

喉に感覚があるときは、感情を抑圧しているとき。

言いたいことが言えずに我慢していると喉がゴロゴロするようなつっかえる感じがする。

 

僕は怒鳴る人と話すのが苦手だ。言葉が引っかかって出てこない。それは僕の発言により、自分が恐れること、怒鳴られることに繋がると思っているからだ。

胃・・・やりたくないことを我慢してやっている

 

胃に感覚があるときは、やりたくないことを我慢してやっているとき。

 

怒鳴る人は苦手だから会いたくはない。けれど仕事上我慢して会わないといけない。やりたくない、やりたくない、やりたくない、なのにやらないといけない。ストレスが胃に現れる。

 

あまりにこれが多いとご飯が食べられなくなって痩せこけるから要注意だぞ★。

肩や首・・・責任を背負いすぎている

 

肩や首に感覚があるときは、責任を背負いすぎていて、緊張している状態。

 

あれもこれも早くやらないと間に合わない。間に合わせなければ皆に迷惑がかかり、自分の存在価値がなくなる。仕事だから義務は果たせなければならないが、身の丈を超えた義務を背負うと緊張が生まれる。

 

僕自身ずーっと肩こりや首こりに悩まされてきた。僕の性格が生真面目で、あれもこれもきちんとしなければ!と自分のコントロールの範疇を超えるものまで責任を背負おうとしていたから。

胸・・・愛情の欠乏

 

胸に感覚があるときは、愛情が欠乏したり、孤独感に襲われたり、自己嫌悪や自信喪失に陥っている状態。

過去の失敗を引きずったりして自分を罰し続けたり、こんな自分を愛してくれる人はいないと思い、人付き合いを避けて孤独に襲われる。

 

う〜ん…めちゃくちゃ感情を味わっていたな。

 

先の例からストレスフルな環境だと体の感覚によって自分の感情を教えてくれることが分かる。

 

そりゃあこんだけのもん同時に味わっていたらしんどいから意識を傾けなくなるわなー。

 

意識を向けないようにして、よく我慢していたねって自分を労りたい気持ちになったよ笑。

最後に

感情とは、体の感覚であって言葉ではない。

 

普段意識を傾けていなかっただけで、実はめちゃくちゃ感じていた。

 

体の各部位の感覚は示していること。

  • 下腹・・・不安や恐怖、怒り
  • 喉・・・感情の抑圧
  • 胃・・・やりたくないことを我慢してやっている
  • 肩や首・・・責任を背負いすぎている
  • 胸・・・愛情の欠乏

 

感情の正体がようやく分かった。その内正体が分かった様々な感情との付き合い方について、少しずつ記事にしていくつもりだ。

 

感情について詳しく学びたい方は、下記書籍または問題解決セラピスト養成講座で学んでみてね。

 

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おしまい。

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